2012/02/28

ProcessingでXファイルを解析(スタティックメッシュ篇その2)

昨日の続きです。ほんのちょっと進歩してマテリアルを反映できるようになりました。

こういうかっこいい戦車も……
Metasequoia にプリセットされている「Tank」
ちゃんと質感を保ったまま Processing に持ってくる事ができました。やったー!
Processing で表示した結果
※ というのは大ウソで、法線無視、フラットシェーディング一択という男らしい割り切り方をしています。P3D モードにおけるレンダリングのクオリティならばこのくらいばっさり行っても許容範囲な気がします(おい

2012/02/27

ProcessingでXファイルを解析(スタティックメッシュ篇その1)

今日は、DirectX で標準的に使用されていた X ファイルを読み込んで、Processing で表示してみたいと思います。 すなわち ——
Metasequoia にプリセットされている「日本橋麒麟像」
こんなふうに任意のモデリングソフトで作成したデータを、

上図のように、Processing でそのまま使えるようにしてしまおうという試みです。

しかし僕がアホすぎるせいで、まだ静止した 3D モデルの幾何形状だけしか読めていませんごめんなさい(アニメーションはおろか物体の色付けやテクスチャも無し)。

2012/02/24

おもちゃであそぶ

今日はおとなしくおうちで遊ぶ事にしました。

2012/02/23

Processingでスキンメッシュアニメーション

【とにかく、ぐにゃぐにゃ】

今まで黙っていましたが、実はこれまで Processing で表示させていた立体オブジェクトは、そのほとんどが剛体でした(オーロラは例外)。

というわけで、ブログをご覧の皆さんに僕が剛体しか出せない事がバレる前に、スキンメッシュという謎の技術を使って時々刻々と変形する形状の表示に挑戦してみたいと思います。

……と見せかけて、僕は根性無しなので、小規模のサンプルを作ったところで力尽きました⊂⌒~⊃。Д。)⊃


たいへん気色悪い物体がぐにゃぐにゃ動いているのがお解りいただけたかと思います。

スキンメッシュは、その名の通り表皮っぽいメッシュの事で、ボーンと呼ばれる仮想的な剛体の動きに追従して頂点が変形します(→OpenProcessing)。

この記事でも手法を詳しく紹介しようかと思いましたが、理論自体は大した事ないくせに解説がやたら面倒なのでやめました。理論の詳細は『ゲームエンジンアーキテクチャ』の第11章や『MESH GURU with Direct3D 10/11』 の第12章あたりにざっくりまとめられていますし、Web にも良質なドキュメントがあるのでそちらを参照してください(逃

ただ、OpenProcessing で “Skinning” や “Skin Mesh” で検索してもそれっぽい先行作品がヒットしなかったので、恐らく今回のスキニングは OpenProcessing 史上初の試みだと思います。えっへん。

2012/02/20

Processingで魔法使いの組分け帽子を作る

今日はちょっとしたパターン認識をやってみようと思います。あ、タイトルは釣りですよ。

とりあえずデモ動画をご覧ください。



こんな感じで、ある「特徴」を手掛かりにして正体をつきとめる処理は「パターン認識」と呼ばれており、文字認識などに応用されている技術です。

現在に至るまで、様々な認識手法(というか識別手法)が提案されていますが、今日はフィードフォワード型のニューラルネットワーク(3層パーセプトロン)にフォーカスを当てたいと思います。

2012/02/18

ProcessingでAI

【Boid 理論を眺める】

くろねこさんが Boid 理論を使ってパーティクルを動かしていたのが気になって、僕もちょっと背伸びをして大風呂敷を広げてみました。……あ、タイトルは釣りです

Boid 理論とは、団体行動を取っているような「群れ」を再現するシミュレーションです。ご存知ない方は、先入観なしに以下の動画をご覧ください。

2012/02/16

ProcessingとArduinoをくっつける

【本日のお便りコーナー】

twitter4Jかー。この前購入してたarduino使うのかと思ってた∩(・ω・)∩2012年2月16日 9:7 via HootSuite

—— というわけで、今日は Processing と Arduino を合体させてこんなの(↓)を作ってみようと思います。わー(歓声) ぱちぱち(拍手) ……あ、ちなみにこれの正体は最後に明らかになりますよ。

2012/02/15

ProcessingとTwitterをくっつける

くろねこさんが、昨日のサンプルをさっそく fork して下さいました(→くろねこさんの記事)。

パーティクルの動きの改良に加え、ソースコードもリファクタリングされて品質が上がっています。さすが!



さてさて、今日は Processing を Twitter に組み合わせてへんなのを作りますよー∩( ・ω・)∩

なんか、テキスト領域に Twitter のユーザ名を入れると、フォローしているおともだちが3次元空間を漂うというなんとも愉快なスケッチです。


実は、ほとんど昨日のソースコードを流用しただけの手抜き更新というのは内緒だよ。

2012/02/14

Processingできらきら3次元パーティクル

今日はこういうものを作ります。たぶんきれいですね。


このスケッチは、いくつかのテクニックを組み合わせて作ります。

恐らく、Processing ユーザにとっては馴染みの薄いものもあるかと思いますので、今日はそれらをひとつひとつ紹介しつつ完成形に持っていこうと考えています。

2012/02/13

【予告】 Processingで講演します(?)

少し先のお話ですが、来たる3月20日~23日に開催される電子情報通信学会・総合大会に参戦する事になりました。講演分野は『パターン認識・メディア理解』だそうです。

今回は「Processing で『立体おえかきツール』を作ってみたよ」みたいな内容です。とりあえず予告篇のようなデモムービーをてきとうに作ったので、こっそりご紹介しておきますね(※注意:音が鳴ります)。


あまり大規模な制作物ではありませんが、もしよろしければどうぞおたのしみに。

2012/02/09

Arduinoはじめます

研究が一段落して論文を書き終えてしまったためか、なんとも言えない虚脱感に襲われています。

そこで、新たな生きがいを探すべく、Arduino というおもちゃを買ってきました。

入門用の『Arduinoをはじめようキット
Arduino は、自分で回路を組み、マイコンにプログラムを送り込むと、とってもいいものができる素敵な装置なのだそうです(※ 厳密には装置の名称ではないのだけど)。

電気電子な人じゃなくても電子工作ごっこができ、マイコンボード本体も中高生のお小遣いで買えてしまう程のお手頃価格。 これなら僕にもできるかな。